Q.普段しているお仕事の内容を教えてください。
A. 主に広報と企画を担当しています。
商品開発やイベント、本店限定のグッズ・販促物の制作にSNSでの発信など、本当に幅広いですね。でも、私自身は「広報担当」というより、澤田屋というブランドを育てている感覚の方が近いかもしれません。私だけで考えるんじゃなくて、本店スタッフや製造メンバー、生産者さん、みんなの想いや意見を集めて形にするのが私の役割。その積み重ねで、「くろ玉」や澤田屋の未来をつくっているんだと思っています。

Q.広報として働く上で、普段から心掛けていることはありますか?
A. 「すごく熱量をこめて発信すること」です。
私は商品やイベントができあがってから関わるのではなくて、できるだけ最初から関わるようにしています。製造メンバーと生産者さんのところへ行ったり、一緒に悩んだり、喜んだり。ひとつのお菓子には、会社の想いはもちろん、それをつくった職人、生産者さんの想い、苦労やたのしさが詰まっている。
だから発信する時は、「伝えなきゃ」じゃなくて、「この想いを知ってほしい」が先なんです。
広報は情報を届ける仕事というより、みんなの熱量をお客様に届ける橋渡し役だと思っています。

Q.仕事をしていてやりがいを感じるのはどんな時ですか?
A. やっぱり、みんなで作ったものがちゃんとお客様に届いた時ですね。
私は一人で成果を出すより、みんなで喜びたいんです。イベントも毎回課題があって、「次はこうしよう」と話しながら少しずつ良くなっていく。その結果、お客様に喜んでもらえて、スタッフたちが「次も楽しみだね」って笑っていると、本当にうれしいんです。もう、一人で号泣しちゃうくらい(笑)。みんなで抱き合いたいくらいの喜びがあります。
(以下の写真は115周年 創業祭の様子)




Q.澤田屋で働く魅力はどんなところにあると思いますか?
A. 115年続いてきたこと自体もすごいんですけど、それ以上に115年間、たくさんの人に愛されてきたことが魅力だと思っています。
お客様から思い出話を聞いたり、昔の写真を送っていただいたりするたびに、本当に温かい人たちに支えられてきたんだなって感じるんです。だからこそ、新しいことにも挑戦できる。「今までこうだったから」じゃなくて、「もっと良くできるよね」を言いやすい環境があります。失敗を恐れずチャレンジできるのも澤田屋らしさだと思います。


Q.今後はどのようなことに力を入れていきたいですか?
A. もっと「くろ玉」の魅力を伝えていきたいです。
ただおいしいお菓子としてだけじゃなく、「くろ玉」と一緒に過ごした思い出や時間も含めて届けたい。
本店のくろ玉づくり体験で、「これパパにあげるんだ」って話してくれる子どもたちを見ると、本当にうれしくて。「思い出をくろ玉と一緒に作ってくれてありがとう」って思うんです。
人生の中でふと思い出す温かい風景の中に、「くろ玉」があったらいいなと思っています。
Q.最後に、これから入社される方へのメッセージをお願いします。
A. 私は、お菓子には人を幸せにする力があると本気で思っています。
おいしいねって笑い合ったり、お菓子を囲んで過ごしたり。そんな小さな幸せが人の記憶に残って、明日を頑張る力になると思うんです。だから私たちは、お菓子を作っているだけじゃなくて、幸せな記憶を作っているんだと思っています。
失敗は失敗じゃない。まずやってみて、その経験を次につなげればいい。一緒に悩んで、一緒に挑戦して、一緒に喜びたい。そんな仲間と、「くろ玉」を囲む文化を未来につないでいけたらうれしいです。


